cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

慕われていた先輩の急逝

昔のパイロット仲間でメールのやり取りもしていた大学4年先輩の方が急逝した。病名は急性肺炎であった。東京出身で親の遺産の不動産があり、リタイヤ後は仲間内でもリッチな生活をしておられた。年齢は83歳であった。温厚な人柄で後輩から慕われていた。リタイヤ後の先輩と後輩の間柄は、リタイヤ以前の在職中の関係を引きずることが多い。後輩を厳しすぎるほど指導した人は、リタイヤ後も敬遠される。昔のイメージが残り、態度を急変しても、消えないからだ。したがってリタイヤ後も昔の仲の良い友達だけで固まろうとする傾向がある。日本人に独特の習性かもしれないが、特定の仲間だけで強固なグループを作ると、悪弊が出る。米軍にも職域的なグループがあるようだが、グループの枠が広く大きく、弊害が出ないよう注意しつつ家族ぐるみのゆるいグループを作っているように見える。