cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20240323古文書を読む会

今日の古文書を読む会の開催場所は、いつもの市立図書館の集会室ではなく、市民会館の講習室だった。雑音が全く聞こえない豪華な部屋だった。ただしわずかだが使用料を払う。そして駐車場は2時間以上とめると有料になる。市民会館はJR駅から遠い。自転車で1時間かけてくる人もいる。市役所の隣りなのに鉄道駅からは不便だ。  
一方、市立図書館はJR駅から近く、部屋の使用料は無料で、駐車料金も無料だ。コロナ5類以後は無料の図書館集会室を借りたい人が増え予約がとれず次回も市民会館になるようだ。会員の自宅は市内に散ばっているので大部分の人はバスを利用する。


今日の古文書のテキストは断り?言い訳?の手紙であった。むかしは電話などないので、ちょっとした断りの手紙も前置きから書き出すので文章が長くなる。


御書面拝見奉候
然者此度一色村名主
文右衛門同道にて出府致し
候様御達奉畏み候、乍恐
先日下拙帰村仕り候、早々
三ヶ村役人江御利解之趣
申聞候節、三ヶ村役人直様
御屋敷様江罷出候哉、如何
候間、早々文右衛門方
直様出府致し候様申達候
乍恐下拙之儀者
先日出府中ゟ風邪にて
帰村致し候間、段々つよく
相成候間、乍恐少しも
〇〇〇〇次第、早々可罷出候
右之段奉恐入候得共
御聞済奉為候



注:〇印の箇所は解読困難の個所です。