cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20240304の病院ボランティア

今日の病院ボランティアの作業は午前は病棟への図書の配本と回収、午後は「雛壇」の片づけだった。高校生のボランティア体験の支援もあった。
最近ボランティアに2名の新規加入者があった。いずれも女性で新規加入は3年ぶりだ。加入の目的のひとつに心身の健康維持を挙げている。お子さんたちは独立し夫婦二人の生活になり、パートの仕事にも余裕ができたので病院でボランティアをしてみたいとの意向だ。病院ボランティアは傍で見るより地味なので意欲をなくさないように自分で目的意識を持ち続ける必要がある。出勤は曜日単位である。ボランティア活動のとりまとめはボランティアコーディネーターが行う。各曜日に曜日リーダーを指定する。曜日リーダーはコーディネーターの指示を受けて作業の取りまとめを行う。今回、曜日リーダーになったので活動全体への目配りが必要になった。

〇〇大学病院市民公開講座

今日は〇〇大学病院の市民公開講座を受講してきた。
テーマは「糖尿病」で講義内容は
①糖尿病のイロハ~正しく糖尿病を知ろう
②くすりの進歩と使い方~糖尿病のない方と変わらない生活に向けて
だった。
講義の対象は、糖尿病に特に関心のある方、現に血糖値が高く糖尿病の予備軍とみなされる方、現在糖尿病の治療を受けている方、であった。私は糖尿病の予備軍と治療を受けている方の中間に位置しているため、きわめて意義のある講義で目から鱗だった。今後の生活に直ちに生かせる講義内容でもあった。
会場は病院内の集合教育用の一室だったが、webでも同時に講座が開かれていた。


この講座の開催について、過去にこの公開講座に出席した人にはメールでお知らせがあったようだが、初めての人に対してはPR不足であるように感じた。
私は病院ボランティアのメンバーから勧められて参加したが、いままで公開講座の存在すら知らなかった。現職の専門医から最先端の話しが聞けたのはラッキーだった。

関東地区病院ボランティア協議会

関東地区病院ボランティア協議会という任意団体がある。関東地区の病院ボランティアの間で情報を交換し、よりよいボランティア活動をしようとするものだ。関東地区としたのは関西地区にも同様の団体があるためだ。経験が浅いにもかかわらず今日は協議会の定期会合に出席してきた。事前に事務局が各病院ボランティアの活動状況、問題点、提案などを収集してあったので、議事は円滑に進んだ。今回分かったことは各病院ともボランティアの高齢化が進むとともに、ボランティア応募者が減っているということだ。特にコロナ後が顕著のようだ。またこの協議会の事務局は従来各病院ボランティア会の持ち回りだったが、ボランティアの高齢化とメンバーの減少で引き受け手がなくなりつつある。各病院ボランティアとも拒否の姿勢だった。
この協議会の趣旨は情報交換なので特定の個人に負担がかからないようなシステムができないか検討することになった。協議会設立時は意欲のある特定の個人に引っ張られて運営されていたようだがコロナ後の状況変化もあり、壁にぶち当たったようだ。
病院ボランティアと病院の関係性について某メンバーから紹介があったが、活動する病院の支援を受けずボランティア団体が病院と対等の関係で活動した例もあったようだ。信じられない話だ。ボランティアの心意気を感じさせる。