cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

羽田空港での日航機と海保機の衝突事故

地震に津波に航空機事故、新年早々驚かされる事件が起きました。
この航空事故についてJALとANAの元機長がテレビ取材に答えていました。
JAL機の400名近い乗員乗客が全員機内から脱出できたことは乗員たちの日頃の訓練のたまものだと、全く同感です。夜間、着陸時に他機との衝突、火災発生、乗員乗客は400名ほど、これほど厳しい緊急事態はありません。乗務員の誘導が適切だったのでしょう。脱出シュートから飛び出した経験者など機内乗務員以外いないはずなので、捻挫やすりむきなど怪我人が多少出るのは仕方ないことです。
元機長たちは、次のように述べていました。
報道された内容から、衝突事故の原因として考えられることは:
①海保機の管制指示の聞き違い。その結果、JAL機が着陸する滑走路に入ってしまった。
②JAL機が滑走路の中心線を大きく外して着陸したため、滑走路の脇で待機していた海保機に衝突した。
両方の機長の証言が得られれば、はっきりします。また管制官との交信記録もあります。
夜間は、特に羽田空港のように飛行場の灯火が沢山ある飛行場はパイロットが錯覚する可能性がないとは言えません。管制官も同じです。むかし名古屋空港で、夜間、着陸した民間旅客機に離陸しようとする自衛隊戦闘機が衝突した事故がありました。この事件は着陸機が滑走路上にあるのに管制官が自衛隊機に離陸許可をだした、として管制官が訴追されました。夜間は管制塔から見ても灯火が見にくいのです。現在地上滑走専用のレーダーがあるようです。

能登半島地震と箱根駅伝

能登半島地震は時間を追うごとに甚大な被害が出たことが判明しつつある。
輪島市にはむかし昭和40-50年代のころ仕事や観光で何度か訪問したことがあるので被害が身近に感じられる。家族連れで朝市にも行ったことがある。能登半島の沖にある舳倉島の海女さんが冬の間働く場所も訪れたことがある。何となく親近感のわく土地だ。
しかし元日の夜半となり被害の実態が次第に明らかになるにつれて楽しみにしていた箱根駅伝が中止になるのではないかと心配になった。結局決行されたが、政府部内でいろんな意見がでたことは想像できる。
青学の原監督は、往路優勝インタビューで状況を踏まえて申訳なさそうに述べておられたが、大会を盛り上げることによって被災地復興に役立ててほしい、という気持ちを代弁してくれた。
今後は東日本大震災や熊本地震復興支援の経験を踏まえ、地元の要望を踏まえつつ組織的に対処していくものと思う。

初日の出、ゴジラ-1.0、日本海側の津波警報

おだやかな正月を迎えた。例年通りベランダからの初日の出の写真を撮った。



午後、評判の正月娯楽映画「ゴジラ-1.0」を観に行った。ゴジラ映画は昭和30年代から全部観ている。ストーリーは似たり寄ったりだが、特撮技術は年を追うごとに向上している。


16時過ぎに突然緊急地震速報が入り、能登地方を中心とする日本海沿岸に津波警報が発令された。正月気分が吹っ飛んだ人もいるだろう。石川県小松空港は標高が低く海岸からも比較的近いので3mの津波でも被害を受ける可能性がある。北陸自動車道が多少とも防波堤の役目をしてくれればいいのだが。