cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

大腸手術後の定期検診

2020年2月の大腸摘出手術後、定期的に検診を受けている。血液検査のほか年に1回は直腸の内視鏡検査を受けている。 今年は4月に内視鏡検査を行ったので、次回は来年の4月だ。今日は事前の説明を受けてきた。
しかし何回聞いても疑問が湧いてくる部分がある。看護師さんの話しでは内視鏡検査で肛門から空気を入れることがあるのでストマが膨らみ外れることがあるから予備を持参してほしいとのこと、ちょっとこれは理解の外だった。ストマが膨らむのはおかしい。肛門とつながっていないから便が人工肛門(ストマ)に出てくるのに。質問してもそういうことがある、との回答で理解できなかった。また内視鏡検査時、ポリプを切除するとあった。大腸がないのにどこにポリプができるのだろうか。2020年の手術前の医師の話しでは残置した直腸部分に癌ができることはあるとのことだった。そのことなのかもしれない。現在自覚症状は全くないが、定期的に内視鏡検査を行うのは、それを恐れているからかもしれない。
何にしても医師にすべて任せるしかない。肛門の内視鏡検査は何度やっても気持ちが悪い。また多少出血するので尻当てパッドを持参する必要がある。

将軍家綱の疱瘡

徳川第4代将軍家綱は15歳の時に疱瘡に罹った。軽くてすんだがその記録は国立公文書館内閣文庫に含まれる柳営日次記のうちの明暦年録に日記風に書かれている。この文書の一部がN〇K学園「古文書を読む」の「解読実践」の課題に出された。昨日、添削されて戻ってきたが誤読の個所が多少あった。


   四月六日
一 久能にて御祈祷仰付けらる 御札之を差上ぐ
一 東叡山において十七ヶ日御祈祷御執行 之より日光御門跡
  御札御持参
一 御機嫌の御様躰 掃部頭・肥後守・御膳立之間において
  これを仰せ聞く
一 表の医師四人、御様躰之を伺い奉る


(省略)


   四月七日
一 御疱瘡いよいよ御快然、午上刻 御酒湯掛けさせらる
一 熨斗・昆布・搗栗御三方に之を載せ備える
  御前 本多土佐の守役之、右之御下御次之間にて悦可申之旨
  上意にて老中之を頂戴、即刻之を召させられ御祝儀
  申上げらる、畢て掃部頭・肥後守・周防守へ御熨斗之を下さる旨
  上意の趣豊後守伝之 席御膳立之間、其以後

医大生に対するコミュニケーショントレーニングのリハーサル

今日は、医大生に対するコミュニケーショントレーニングのリハーサルを行った。まだ医学知識が十分備わっていない2年生に対して対人コミュニケーション能力の重要性を認識させるため、医大では模擬患者とのコミュニケーショントレーニングを計画している。
医師国家試験の前に国家試験として客観的臨床能力試験(OSCE)が課されるので、各学年で要求レベルに応じたコミュニケーショントレーニングを行うようだ。今回は2年生と3年生が対象だ。私の担当は2年生だ。模擬患者は市民フェスティバルで健康相談する市民の役をする。医師役の学生は模擬患者の医療相談に応じる。今回、学生に対しむつかしい対応は要求しないが患者さんに対する基本姿勢を体得してほしいと思う。むかしは無かったが、茶髪やイヤリング、ネイルアートの学生もちらほらいる。2年生ではこれは評価の対象にしないようだ。国家試験ではアウトだが。