cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

標準模擬患者の認定証

8月26日に行われた評価機構による認定試験の結果、標準模擬患者として認定されたので認定証が送られてきた。医学生の教育の一部で手助けができるという満足感を感じる。臨床実習前OSCEが公的試験に格上げされたので模擬患者も一定の品質を保つ必要があり今回認定試験を行ったものである。なお認定試験で不合格になり追試験を受けた気の毒な人もいた。


20230911の病院ボランティア

今日も出席者は少なかった。最初は小児病棟で子供の遊具の消毒を行った。
病室で1人で大声で泣いている子供がいた。看護師さんが見ているが、大丈夫なのだろうか。親がついていないので可哀そうだ。子供の情緒に影響を与えるのではないかと思った。


その後、医療情報検索支援のため、〇〇ホールでスタンバイした。検索を求めるお客さんは皆無だった。続いて精神科病棟へ配布する図書を準備した。精神病病棟はホールが広く、書棚も大きいので配布する書籍の量が多い。昼食時、スイスに団体旅行に行ってきた会員の土産話を聞いた。
昼食後、精神病棟へ図書の配布と回収を行った。同病棟の患者さんが一生懸命書籍の配布を手伝ってくれた。
14時にはボランティア作業を終了し帰宅した。

模擬患者となって医大生の共用試験を支援する

きょうは医大の4年生に対して行われた臨床実習前OSCE(客観的臨床能力試験)の支援を行った。要するに医大生の臨床能力試験(公的試験)において模擬患者になったという意味である。模擬患者にはシナリオ通りに演技する役目が与えられる。シナリオは単純なストーリーで模擬患者は事前教育で皆同じ演技ができるよう練習している。
医学生には、事前の情報は与えられておらず、試験実施日に模擬診察室で初めて模擬患者に出会って基本的な診察の手順を実施し、診察の基本が理解できているかどうかを立会している試験官が採点する。
第三者的に見ると、むつかしい試験ではないのだが、受験する医大生にとって初対面の人(模擬患者)であり、意識が高揚し、いわゆる上がってしまう学生が多い。上がらない学生もいるが。上がってしまうと事前勉強の成果が発揮できず、実力の30%も発揮できれば良い方である。きょうは模擬患者として7人の受験生を担当したが、みなどんぐりの背比べであった。公的試験なので学生は真剣だったが、歴史が浅い試験なので学生も努力の方向を見出し兼ねているようでもあった。朝7時過ぎに家を出て、帰宅したのは20時近かった。