ロシアの「警告」?
3月22日のテレ朝ニュースは
「ロシア国防省は、長距離戦略爆撃機2機が日本海の上空を7時間にわたって飛行したと発表しました。
ロシア国防省は21日、核兵器を搭載できる長距離戦略爆撃機「ツポレフ95MS」2機が日本海上空を7時間以上にわたって飛行したと発表しました。
今回の飛行は戦略爆撃機が戦闘機に護衛された「計画飛行」であり、当初から予定していたと強調しています。
ただ、ロシア国防省の発表は岸田総理がウクライナ訪問を明らかにした数時間後で、日本の動きを牽制(けんせい)する狙いもありそうです。
ロイター通信などはロシア側が国際法を厳守し、公海上で飛行を行ったと主張していると伝えています。」と報道しました。
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テレ朝ニュースの報道の通り、岸田総理のウクライナ訪問に対するロシア側の「牽制?」には違いないですが、今までも同機による同様の訓練飛行が行われていたのに、ロシア側がその都度発表することは従来なかったのです。つまりとってつけたような公表は、「ついでに」というニュアンスがぬぐえません。一応言っておいたよ、と言うニュアンスです。日本の対ロシア世論に多少とも
ロシアの戦略爆撃機が日本海上空を飛行 日本をけん制する狙いも?(2023年3月22日)
影響を与えようとしたものでしょう。もし極東でも紛争が発生すれば、混乱に乗じてウクライナ紛争を有利に収拾できるかもしれないという戦略です。旧ソ連時代の戦略です。ロシアの策略にのせられないようにしなければなりません。