cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

終活、日本の家族制度

昨年大病してから終活を考えるようになったが、実感があまり湧かない。80を過ぎれば実感が湧こうと湧かなかろうと市販のエンディングノートなどを購入し人生を整理してみようと思い至るものである。市販のエンディングノートを見ると、一般的な人の終活に必要な項目が記載してある。いわば見本のような人生を送った人を基準に記載されている。昔の日本人は、ほとんどの人は生まれ故郷からあまり動かず、子孫を残し大家族に囲まれながら一生を終えたのだろう。今の民法の家族制度はいまだにそれが基準である。私のように住所を転々とし単身赴任を繰り返した人はいつも所帯主が不在だった。家族と同じ住所に住民登録することもできたが、職場からは住んでる場所に住民登録するよう指導されていた。地元に住民税を落とす必要があるからかどうかは分からない。直ぐに転勤するのに自動車のナンバーも地元ナンバーに変更するように指導された。自動車税は地方税なので理由はわかるが。
最近は、眞子様の御結婚を巡って様々な議論が沸き起こっている。またLGPTQなども日本の家族制度に関わりがある議論に発展している。日本は家族制度の何を守るべきか?をはっきり議論する必要があると思う。この制度の上に立って市民生活が営まれているのであるから、制度が変更になれば「市町村役場の機構」も省力化に変わる可能性がある。個人番号カードの作成を国が奨励しているが、市役所ではそれほどでもないように見えるのは偏見だろうか。