一昨日帰郷した際、菩提寺の住職さんから母の戒名を頂いた。
今日は早速市内の仏具店で位牌の作製を依頼した。仏具専門店なので仏壇から位牌までたくさんの種類が展示してあった。
数百万円もする仏壇は誰が買うのだろうか聞いてみたところ、郊外の旧家だそうだ。現代の今でも、一族郎党が一定の地域に住んでいて本家には巨大な仏壇があるという。そういえば我が家の近くにもお寺さんのような構えの巨大な住宅がある。維持管理が大変だろうなあと思う。相続する人がいるだろうか、などとどうでもいいことを考えてしまう。

位牌の値段もまちまちで3万円台から8万円台まで展示してあった。もっと高いのもあるが展示はしてなかった。オーダーするのだろうか。
文字入れは位牌一個につき無料だ。ネット情報ではもっと安い位牌もあるが見比べると質の差が直ぐわかる。塗りのしっかりしたモダンなデザインの位牌を選んだ。母は、同世代の女性の中では進歩的で、社交的であった。母が生前自分で自分の位牌を選んだらこのようなデザインの位牌を選んだであろうと思われる位牌を選んだ。シンプルだが美しい。