cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

G7サミット、F-16戦闘機

今回のG7サミットは、場所が広島と言うことで世界の注目を集めている。核廃絶のきっかけにはならないにしても、方向性だけ合意を得れば良いのではないか。ウクライナのゼレンスキー大統領が対面で参加したことはウクライナがG7各国の支援を得るうえで最高の機会を得たものと思う。岸田首相の功績になろう。
F-16戦闘機のウクライナへの供与が重要課題になっている。F-16戦闘機は昭和53年頃、日本の次期戦闘機の候補に上がった機種である。すでに40年以上経っているが武器システムが逐次更新され、最新の武器系統が搭載されている。昭和62年頃、空自の次期支援戦闘機として当初日本独自の機体を開発しようとしたが、米国から横やりが入り日米共同開発になった。その結果米国のF-16をモデルにした支援戦闘機を開発することになり、結局F-16に似たF-2戦闘機が開発された。F-16戦闘機は当初から戦闘爆撃機(多用途戦闘機)として開発され、多くの国で採用されている。F-2はF-16に似ているが、機体の寸法や機体の材料がF-16とは多少異なる。F-2は日本の独自色を出している。ウクライナがF-16に拘る理由は、武器システムが西欧型であり、西側の豊富な種類の武器が搭載でき、後方支援も受けやすいからである。


米国のF-16戦闘機


日本のF-2戦闘機、第8航空団第6飛行隊か(築城基地)