cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

家内の実家の墓参り

家内の実家の墓は福岡県の大宰府にある。私たちが福岡に住んでいた時、40年くらい前、義母が亡くなった際に造った墓である。家内は一人っ子だったので家内が墓守をしてきた。家内の遺志は「九州の墓を頼む」とのことなので、私の生きている間は面倒見ることになる。義父母には生前何かとお世話になった恩もある。家内は義母と同じ年齢で亡くなったのだ。
この年末には長女と一緒に福岡に行って義父母の墓前に家内の死去を報告するつもりだ。
墓苑までの交通手段として福岡の天神からは西鉄電車を利用することもできるが、そのほかにも行きたいところがあるので、空港からレンタカーを借りていくつもり。夜になると道に迷いそうなので明るいうちにホテルに帰らねばならない。
この前家内と墓参りしたのは、2012年7月だった。その後家内の身体が急激に不自由になったので墓参ができなかったのだ。
福岡の基地に勤務中に永住するつもりで新築した自宅には、その後単身赴任が続いたので、結局私は一度も住民登録をしたことがなかった。私が東京に転勤後、子供達も東京と京都の大学に入学した。私は東京で定年を迎えたのだが家内は東京に住むことを決意したので、福岡の自宅は結局売却することになった。定年後、私は家内が福岡に帰ることを希望すると思っていたのだが、東京を選んだのだ。定年後に住む場所の選択権は家内が握っていた。家内の姉や親しい友人はみんな東京近辺に住んでいて親しく付き合っていた。
当時、私は福岡で再就職することが難しかったという背景もある。
福岡は40年前とは大きく変わっている。