cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

被災地での自販機の破壊

地震直後に被災地で飲料水を確保するため自販機を物理的にこじ開けた事例があり、犯罪ではないかと自販機を管理している会社が訴えた。緊急避難として被災者の生命を重んじるか、行き過ぎとして器物損壊罪と断じるか、法律の教科書に載せても良い事例が発生した。自販機は学校内に設置されていたが、避難した人々は施錠された学校の窓をこじ開けて入ったとの報道だ。
停電でコインは使えないので、今回のような緊急事態では住民はパニックに入っており水を確保しようと自販機をこじ開けようとするのは仕方ないことだと思う。他に水は無いのだから。事後にあーすればよかった、こうすればよかった、とは誰でもいえる。今回の例でも、自販機の設置場所を管理する学校側は破壊の許可は出していなかった、鍵は事務室で保管していたので要求があれば破壊せずに開けられたなどと、逃げの手を打っているが、当時学校は無人状態のはずだ。自販機は全国津々浦々に設置されているので、今回の事例を参考にして、緊急時、自販機が有効に活用されるような最善の策を講じるべきである。