cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

入院中の歩行の練習

1月22日に最初の病院に入院してから2月7日に大学病院で手術を終えるまで、トイレに行く以外はほぼ寝たきりの生活だった。食事は禁食で点滴のみで生命を維持してきた。歩行の練習は、手術の翌日から始まる。点滴の管や排尿カテーテルなど、点滴棒にはいろいろな袋をぶら下げたまま、点滴棒に掴まって、病室の周囲を歩くのである。体重は63kgから41kgに減っており、骨が硬くなってギスギスした状態でそろそろと歩いた。起き上がる動作だけで、体中が痛む。やっと立ち上がり、負けてたまるか、の意地を見せながら病室を2周した。このとき考えたことは、最初の起き上がりの痛みに負けて止めてしまうと、その後は寝たきりになるということだ。なんとか杖なしで一人歩き出来るようになった今から考えると最初の歩き始めが肝心だったとおもう。入院中は医療に並行してリハビリの理学療法士がリハビリを行ってくれる。私に合った練習方法を示してくれる。長時間はできないので、休みながら20分程度行ったら病室に戻る。歩行の練習はベッドとトイレの往復時にもできる。距離はせいぜい往復で20m程度だが、その気になって歩けば練習になる。