今日のブラタモリで伊達政宗が仙台城のほかに別宅風の若林城（平城）を建設していたことを紹介していた。生後幼児の時代及び小学校2年生から6年生1学期まで仙台市の南部に住んでいたので若林という地名は知っていた。番組で初めて知ったが現在の宮城刑務所が若林城の跡であるという。当時子供ながらに刑務所があることは知っていた。凶悪犯罪を犯して世情を騒がせた死刑囚が収監されていると子供同士がうわさしあったこともあった。映像で見る仙台市は巨大になり、小学生の私が住んでいたころの戦災で焼け野原になった町の面影はない。当時は終戦直後で大変な時期だったが思い出も多い。食べ盛りだったので食べ物にまつわる話ばかりだ。学校給食が始まりアルマイトのお椀に脱脂粉乳を頂いた。栄養不足の学童用に当時の総理吉田茂がマッカーサー元帥に脱脂粉乳を援助してくれと頼んだところ、豚の餌がなんで必要なんだと聞かれたという。最初は脱脂粉乳だけだった。その後コッペパンが追加になった。これも地方によって違ったようだ。山口県内の学校で3歳下の家内に聞くと、学校給食なんてなかったという。学校によっても違ったのかもしれない。家内は国立大学付属小学校だったから。

海中のあわびとさざえ。どれかわかりますか？