cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

初めて沖縄に飛行した時の記憶(昭和50年)

初めて沖縄に飛行したのは昭和50年7月14日(35歳)で帰還したのは翌々16日だった。飛行記録を確認したので間違いない。石川県の基地から宮崎県の基地を経由して那覇飛行場に向かった。天候は快晴で飛行は快適だった。鹿児島から以南は初めて飛行するコースだった。上空約8000メートルから見たトカラ列島のサンゴ礁は美しかった。経由地宮崎から沖縄まで所要時間約1時間半だった。当時那覇飛行場は亜熱帯の雰囲気があった。米軍から返還されて間もないので案内標識はすべて英語だった。航空管制は日本側に一部返還され、航空路管制は日本、進入管制は米国、飛行場管制は日本側がやっていた。飛行の目的は航法訓練で業務連絡を兼ねていた。私は翌月沖縄に移動(転勤)することが決まっていた。宿泊は同僚の家に泊めてもらった。移動時期が8月だったので暑さには参った。当時那覇基地は米軍と陸海空自衛隊が混在した状態で雰囲気は外国だった。当時本島北部の本部町で沖縄海洋博覧会が開催されており、沖縄県全体に活気があった。現在の沖縄海洋博公園である。


使用した機種ロッキードT-33A(すでに用途廃止になり現在は使われていません)


飛行コース、宮崎県の基地から那覇飛行場、ほぼ赤い線の通りに飛行


薩摩硫黄島


口の永良部島


中の島


宝島



横当て島(下)、宝島(上)


硫黄鳥島、以上鹿児島県


伊平屋島(上)、伊是名島(下)


伊江島


ナガンヌ島、以上沖縄県


飛行コースに沿って、トカラ列島にはほかにも美しい島が沢山あります。