今日の病院ボランティアは、午前は病棟への図書の配布だった。昨年入院していた病棟も訪問し図書を置いてきた。何度訪問しても昨年入院していた病棟を訪れると当時の雰囲気がフラッシュバックする。病棟に流れる独特のチャイム音と低い音量のBGMに身体が反応してしまうようだ。昼食の手作り弁当を囲んだあと、午後から医学生のコミュニケーション演習支援のための模擬患者になるためのトレーニングを行った。シナリオに従って、医師（学生）が患者（模擬患者）に接する際のコミュニケーション能力を高めるための演習だ。欧米では50年以上も前から必修で行われているという。そりゃそうだよね。いくら能力がある医者であっても、仏頂面で患者に接しては患者は心を開いてくれない。こんなことは我々は過去に何度も経験している。本番は来月だ。

夏の思い出