我家の周辺は建設ラッシュだ。一戸建ての古い家をつぶして同じ敷地に3戸建てるのが多い。ここは昭和40年頃までは「陸の孤島」と呼ばれた鄙びた地域なので古い家の敷地面積は広い。昔から住んでいる元農家の方の敷地はさらに広い。数百坪はあるだろう。代替わりで相続税を払うための敷地の切り売りも多いようだ。私が住んでいるマンションの敷地もそうだった。25年前の建設当初、元の地主さんが出来上がったマンションを見に来て、相続税で持ってかれたと残念がっていた。

日本周辺の海水温の上昇によって魚の生態分布が変わってきているという。むかし我らのホームグランドだった相模湾の魚も熱帯魚が増えているようだ。夏には江の島付近の浅い海は沖縄と同じカラフルな小魚が泳いでいる。昔はこれらの小魚は冬の水温の低下に伴って死滅した（死滅回遊魚という）のだが、今は冬の海を生き残るという。さんまも獲れなくなって値段が高くなった。

ハタの仲間か？写真はお借りしました。