cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

母の友人が来訪

昨日、50年来付き合いのあった母の友人が訪ねてきた。母が施設に入ってから会いたがっていたがコロナが蔓延してから会えなくなっていた。近くに住んでいるのに仕事が多忙で都合もつかなかった。母の友人の身内にもいろいろ変化があり、母に聞かせたい話があった。いい話だったので生きているうちに是非母に聞かせたかった。残念でならない。祭壇の前で母に報告したのは言うまでもない。
わが先祖の墓は、福島県の山間部にあり江戸時代からある共同墓地である。近年は過疎地域になり周囲に人家は少ない。故郷に親戚はいない。こんな寂しい場所に母を葬るのは今は気持ちが動かない。納骨時期に期限はないようなので、しばらく気持ちが落ち着くまで自宅に安置しておくつもりだ。今は未だ健康なので墓参りもできるがあと何年墓参りができるか分からない。海岸近くにあった母の実家の墓は東日本大震災の津波で流失し、山側に再建されたがすでに墓参する人が一人もいなくなった。
私自身の墓は先を見越して現在住んでいる市内にすでに購入してある。交通の便が良いところだがはたして子供たちが来てくれるかどうか。