cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

母の姪(私の従妹)の死、死亡通知

母の死を交流のあった親戚に少しづつ通知しているが、電話が鳴っても出ない親戚もありいずれも高齢なので心配している。
母は、5人兄妹の末っ子で、一番上の兄とは15歳くらいの年齢差があった。母の実家は運送業だったので忙しく一番下の娘である母は放任されていたようだ。長兄は中学卒業後商船学校を出て函館の商船会社に勤めていた。昭和の初期である。母は小学生時代の一時期、結婚した長兄宅に預けられ函館の小学校に通っていた時期がある。長兄には当時まだ子供がなかった。その後長兄に子供が生まれ、母は自宅に戻った。母は長兄に最初に生まれた女の子(母の姪)をわが子のようにかわいがった。歳月は人の運命をもてあそぶ。姪は高度成長期に若くして未亡人になり生活に苦労した。母は高齢になっても姪のことを気にかけていた。
このたび電話で母の死去を知らせようとしたが、電話口に出たのは長男だった。事情を聞いてみると姪は昨年肺がんで亡くなっていた。86歳だった。姪は100歳を超えた母にショックを与えまいと連絡しないように言っていたらしい。