cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ロシア情勢の変化、プーチンの命運

ウクライナ情勢に鑑み、プーチン大統領がロシア国内で30万人の動員令を発したとのニュースが流れています。ロシアがウクライナ東部の四つの州の独立を画策する裏付けと思われますが、ロシア国内のニュースでは軍事動員を忌避する若者がパニックになり国外脱出を図っているとのニュースも流れています。現在までに分かったことは予備役を含むロシア軍の訓練が十分でなかったということです。張り子のトラだったのです。総兵力85万ともいわれるロシアの兵員を常時養うのは莫大な予算が必要ですがロシアのGDPは韓国にも劣り、予算面で訓練が行き届いてなかったことが想像されます。
一方のウクライナ軍は、米英の軍事顧問団が以前から訓練を指導し士気練度においてロシア軍に勝っていたと想像されます。装備品もロシア軍に勝る火砲類を西側から提供を受けています。ウクライナ軍に最も有利な点は、NATO軍から必要かつ十分な作戦情報を得ていることだと思います。ロシア軍の展開状況は、通信情報のほか、NATOの偵察衛星やAWACS早期警戒管制機及び無人偵察機等から丸見えです。ロシアにも偵察衛星がありますが組織的に十分に機能しているかどうかは不明です。
ロシアは国内状況の不安定化が進み、じり貧になるでしょう。ここらが潮時です。
もし習近平がヒットラーだったならば、この機会に中国はロシアに攻め入るでしょう。そうなればロシアの崩壊は確定ですが現時点ではちょっと考えられません。プーチンは警戒しているでしょうが。上海協力機構の会議においてプーチンは習近平に極めて低姿勢でした。
ロシアは当初極東方面の状況を確認したと思います。当初中露海軍の艦隊が連合して日本周辺を徘徊していました。日米の反応を探るためです。
現在の状況が続くことはロシアにとって極めて不利です。これを習近平やインドのモディ首相が進言したように報道されています。プーチンが今後どのように対応するかでロシアの命運が分かれます。また習近平の対応次第では中国の命運も決まるでしょう。