cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

古文書解読のカンニング(CUNNING)

日本〇〇協会の古文書解読講座を受講しているが、古文書の中にどうしても解読できない文字が出てくると古文書解読の参考書やくずし字辞典のなかに同じくずし方の文字がないかどうか必死に探す。一日かけても探し切らず解読できない場合は日を改めて挑戦することになる。それでも解読できない場合はネット上で同じ古文書を検索し、解読されていないかを探す。意外にも各地方の歴史博物館紀要や文書館などに研究者が発表した関連論文などが掲載されていたりするのでそれらを参照して解読にこぎつけたことがある。また国会図書館にも原本か写本があったりする。写本の場合は、課題作業の文書の執筆者と異なる執筆者が聞き取り筆写したものであり、同じ文章でも字体が異なり読みやすかったり、趣旨が理解できて解読に結びつくことがある。これは古文書解読のカンニングに該当するのかもしれない。



課題の「飛州高山在番諸法度」元禄5年9月(金沢市立玉川図書館近世資料館蔵)


〇〇図書館蔵の同類文書