cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

家内に面会する、ドラマ「舞い上がれ」14

今日は、月に1回だけ許された面会日だ。時間は10分間。クリスマス用のチョコレートと漫画「サザエさん」を2冊差入れた。サザエさんの漫画は家内がむかし収集したシリーズ物で1回読んだだけで本棚に仕舞いこんでいたので新品同様だ。最初に出会った際に、にっこりした。うれしかったのだろう。


差し向かいで私と会っている間も家内はサザエさん漫画に没頭していた。ずっと無言だったが物を言わなくとも夫婦だから気持ちは伝わる。漫画が面白いかい?と聞いたら、揃っているので欲しい人がいてもあげたらだめだよという。分かっているよ、家内が大事にしていた本だから人にあげるわけないよ、言っておいた。所有欲は衰えていない。家内は頬がふっくらしていた。顔色も良い。ケアマネさんの話しでは食欲にむらがあるというが、運動らしい運動をしていないので食が細るのは仕方ないのかも。
長女がイタリア旅行に行ってるのは知っていた。
帰り際も笑顔で手を振ってくれた。施設が自宅から近いのは本当にありがたい。



今日のドラマ「舞い上がれ」のテーマは子育て。若いママさんは息子が思い通りに行かないので苦労している。よくある状況だ。小学生の朝陽君は独特の才能があるので学校が面白くないのだろう。こういう時期はよくあるものだ。若いお母さんのイライラする気持ちはわかるが、子供に当たってはいけない。そっと見守るしかない。この際、舞さんが朝陽くんの友達になるとよい。子供心にも自分を理解してくれる人がいると思うと、心を開くものだ。


天使のような心の持ち主の舞さんには、幼馴染がみな好意をもって接近してくる。柏木君とはすれ違いのまま終わるのか?自然の流れには逆らえない。