中国の偵察気球が米国本土上空を飛行中です。この偵察気球のコースを分析すると日本の領空も通過していったはずです。中国は当初しらを切っていましたが、旗色が悪くなると、民間の気象観測用気球が迷走したものだと言い訳しました。米国のブリンケン国務長官は予定されていた訪中を延期しました。
この気球を地上に落下させることは容易ですが、米国はこの気球をさらし者にして中国が最も嫌うメンツつぶしを狙っています。毎日、毎日、面白おかしく報道されます。

中国はほんとにバカだよね。ばれた時点で速やかに謝罪すればメンツをつぶされることはなかったのにね。

この気球の飛行高度6万フィートというのは民間旅客機が飛行する高度よりも約6000メートルほど高い高度ですが、U-2やRB-57等米空軍の偵察機では亜音速で水平飛行ができる高度です。したがってもうとっくにやってると思いますが、ある程度接近して写真を撮ったりパイロットの眼で観察することもできます。この期に及んであくまでしらを切ろうとしても無駄ですね。