cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

米カーチス・ルメイ将軍のこと

米陸軍航空部隊のカーチス・ルメイ将軍は、1945年、大東亜戦争末期、東京大空襲を行ったB-29爆撃機部隊の指揮官として知られていますが、1964年12月航空自衛隊入間基地において勲一等旭日大綬章を授与されました。 いろいろな経緯があったようですが当時の佐藤栄作首相は沖縄返還を控え、政治的に反対を押し切ったものと思います。勲一等の勲章は天皇陛下が親授されるもののようですが昭和天皇は拒否されたとか巷間には流布されています。
なぜいまこの話題かと言うと、日米の軍事同盟関係を緊密にするにあたり、日米間のわだかまりのようなものが、放置されたままでよいのか?と触れられたくない問題を指摘をする人々がいるためです。独は、すべてヒトラーの所為にして新たに出直しましたと口を拭っていますが、本心はわかりません。ウクライナ問題に対する独の豹変ぶりには驚かされます。


今日の国会答弁でも岸田首相は安全保障問題で米国との緊密な協力関係をのべていますが、究極の日本の義務についてつき詰めた検討がなされたうえで答弁されたようには見えません。
都合のよくないことには触れない、というのが日本の文化でしょうね。


古い写真ですが、カーチス・ルメイ将軍の搭乗機を護衛する航空自衛隊小松基地のF-86F戦闘機
1964年12月、東京オリンピックが成功裡に終わった時期です。(写真はお借りしました。サインは空自の当時の飛行隊長です)

富士山上空