cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

コオロギ食の話題

将来の世界的食料不足を補うため、コオロギを食用にとの話題が持ち上がり侃々諤々の議論がなされていますが、騒ぎ過ぎだと思う。コオロギって、いわゆるバッタの種類ですよね。色は違いますが、大きさもバッタ(イナゴ)に似ています。子供のころ田んぼでご飯のおかずにイナゴを獲ってきました。母が調理してくれて美味しく食べました。お弁当のおかずにもしました。イナゴの餌は米ですので栄養満点です。コオロギはバッタのなかで栄養価が一番高いようです。
コオロギ食をなんで反対する人がいるのか分かりません。美味しくないのなら反対するのもわかりますが、食べたこともないのに反対するのはおかしいと思う。子供のころ、調理法はつくだ煮が一般的でした。家庭で直ぐできます。熱したフライパンに蓋をして、その中に獲ってきたイナゴを放り込めばすぐにおとなしくなります。そこに砂糖と醤油を入れて炒めます。
話題のコオロギ食とは、コオロギを乾燥させて粉末にするのでしょうか。食べてみたいですね。
稲作においてはイナゴは害虫でした。それで地方の小学校などでは遠足を兼ねてイナゴ採りが奨励されていた時代があります。その後、農薬散布が一般化し、イナゴは排除されました。現在、夏から秋にかけて田んぼを巡ってもイナゴはほとんど見かけません。


バッタの絵(写真)はお借りしました。