南西方面防衛の重要な拠点となる馬毛島での本格的な基地建設工事が始まりました。
馬毛島は種子島西之表市の西側約10kmに位置する面積8.2平方kmの小島です。建設される滑走路は2本で、ほかに軍事基地として必要な施設が滑走路の周辺に建設されます。勤務する人員は種子島の西之表港などから通勤することになりそうです。家族持ちは種子島地区に宿舎を確保することになるはずです。夜勤に必要な人員は馬毛島に宿泊することになります。馬毛島には現在大きな港湾施設がないので、今後建設されるでしょう。現在、多くの建設作業員が続々と種子島に集まりつつあるとのことです。数千人規模になるでしょう。種子島の人口も増えるので子弟の教育機関も含め、地元は将来計画をきちんと策定してほしいものです。米軍も一部駐在が予想されます。米海軍戦闘機の夜間着陸訓練が可能になるので米軍にとっても訓練面での都合がよくなります。今までは夜間着陸訓練のため硫黄島まで行くこともあり不便でした。
基地関連では戦後最大の建設工事と言われています。

馬毛島の航空写真、右方向が北です。写真はお借りしました。

建設が予定される施設の概要、上が北方向です。