cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20230308家内に面会

今日は長女が予約してくれた家内との面会日だ。天候は晴れ、気温も高めだ。
1100時にJR〇〇駅前のマツモトキヨシで長女と待ち合わせた。1130になるまで施設の駐車場で待機し、玄関のベルを押した。出迎えてくれたのは家内担当のケアマネだった。このケアマネさんは長女が一番頼りにしている人だが今月で退職と言う。
家内の食欲増進のために持参した菓子パン類と紙パックジュースをケアマネに手渡した。
梅干やパン、ジュースなど家内の食欲増進のための食品は、今後必要に応じ、預り金の中からケアマネが購入してくれるようだ。ありがたい。
1130に車椅子に乗せられて出てきた家内はうつむいたままこっちを見ない。シャイなので恥ずかしいのか、長女がこっちを見てよと言うと、少し顔をあげて私たちを少し見上げた。私は面会用机の対面にいる家内の車椅子を少し手前に寄せて家内の手を握ると弱く握り返してくれた。言葉を発することはなかった。
長女が家内に持参した八朔のジャムとブルーベリージャムの小瓶を渡すと嬉しそうに小瓶の蓋を開けようとした。当然固くて開けられない。
家内の実家の庭に八朔の木があり、果実が毎年たわわになっていた。


長女が生前に母を撮影したスマホの音声入り動画を見せると涙ぐんだ。家内は母や次男や孫の音声入り動画を食い入るように見ていた。しかし面会の後半は半ば睡眠状態だった。
面会時間は10分間なので、時間が来ると月末の通院日までのお別れとなった。