cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

墓地の改葬と戒名のねだん

先祖の墓の永代供養墓への改葬と母の戒名、納骨式のお布施についてご住職さんに聞いたところ、予想していた妥当な金額で一安心。旧家の出の病院ボランティアの同僚に聞くとこの地域では驚くような金額だったので、あり得ないと思っていたが、わが故郷では一般的な金額だった。地域差もあるようだ。大地主の旧家と我々のような零細な年金生活者が同額では不公平だ。まずは一件落着というところ。


昭和20年代初期、小学校低学年のころ私たちは仙台市に住んでいた。私は夏冬の休みには福島県の父の実家によく遊びに行っていた。祖父母は孫たちに会うのを楽しみにしていた。休みが終わる前に母は福島の実家まで私を迎えに来てくれたものだった。父の実家から鉄道の駅まで4kmぐらいあった。当時、木炭バスが一日に数本しか走ってなかったのでいつも駅まで歩いていた。歩く道すがら母はいろんな話をしてくれた。奥羽山脈にかかる夏の積乱雲を指して何に見える?なんて話しながら歩いたのを今でも覚えている。母は厳しい舅、姑に苦労したと思う。故郷の道は今では舗装され拡幅されているが位置は変わらない。
小学校高学年になると母の引率なしで父の実家を往復することができたのだった。