cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ウクライナへ戦闘機(MIG-29)の提供

ウクライナの求めに応じNATOは戦闘機の供与に動き始めたように報道されています。いまのところ、チェコ空軍からMIG-29戦闘機が4機と報道されています。この戦闘機は崩壊前のソ連で生産された機体です。ロシアで最初に配備されたのは1980年代の中期ですから機体によっては生産されてから40年近く経っています。システムはアナログですが局地戦には十分役立つはずです。旧ソ連製のMIG-29を運用している国は、旧ソ連圏の国家のほか、インド、ミャンマー、北朝鮮など多くの国々があります。数年前、米軍機に対し北朝鮮のMIG-29が迎撃してきました。日本から見るとこんな古い戦闘機が役に立つのか?と疑問に思いますが、西側が使っている武器を使用できるように機体を改修すれば十分戦力になります。ウクライナは十分その能力があります。
カナダ国籍の軍事評論家平可夫氏はFacebookで以下のように述べています。


Please never underestimate the MiG-29, it has good maneuverability and aerodynamic shape, which is very suitable for homeland air defense.
By adding an external fire control system, pylon converter, MiG-29 is completely possible to use Western short-range air-to-air missiles.
Ukraine is very familiar with how to upgrade the MiG-29.
No matter how good the fighters are, the key is how to use them well.


ポーランド空軍のMIG-29


ドイツ空軍のMIG-29(ソ連崩壊後、東ドイツを併合した際に獲得した)

写真はお借りしました。