今日は医大生に対するコミュニケーション・トレーニングの支援を行った。模擬患者の役をするものだ。状況設定は、特定検診の結果、高血圧、ピロリ菌、糖尿を指摘された患者に対する医療面接を行う場面だ。医学生が検診結果を模擬患者に詳しく説明し、今後の生活を指導する場面で医師として患者とのコミュニケーション能力を向上させることが目的だ。医学生個々のパーソナリティが否応なく発揮される。事前に勉強してきた内容を説明するのに汲々とし、患者の方を一切顧みない学生もいる。しかし中には現役の医師にも負けない能力を発揮する医学生もいる。試験ではないので多いに失敗してよい。自ら医療面接を経験したり他の学生の対応をよく見て学ぶことが重要だ。模擬患者一人当たり5名乃至8名の学生に面接した。
集合時間が12時少し前だったのでお弁当が出た。みんなで食べるお弁当、実はこれが楽しみなのだ。