cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

20230624の古文書を読む会、日遥上人

今日の古文書を読む会は引き続き某日蓮宗寺院に伝わる寺宝類の解読だった。今日は日遥上人の曼陀羅が出たが日遥上人は朝鮮半島出身の学徒と言う。wikipediaによると、13歳で文禄慶長の役で捕虜になった。彼は教育者の父から漢学を教育されていたので尋問を受けた際に能力を見込まれ、日本に連れて来られた。日本では法華経寺院に預けられ僧侶の道を歩んだ。これも加藤清正の庇護があったからである。朝鮮通信使との交渉の場にも通訳として列席したという。その後清正の追放などがあり、庇護者を失って苦労したが、細川氏の庇護もあり日蓮宗僧侶として大成したという。肥後地方には日遥上人関連の寺院が多いのはこのような理由による。
今日は四国方面からこの会の古いOBが飛び入りで参加した。懇親会が予定されていたが忌中なので参加しなかった。