今日は午後から医大で先週に引き続き模擬患者役のトレーニングを行った。医大の教官が医学生役となり我々模擬患者はシナリオにしたがって患者役となった。シナリオの内容は、身体の具合が悪いと感じた模擬患者が病院を受診するところから始まる。身体の具合の悪さをどのように表現し医師に伝えるかがシナリオの骨幹だ。医師の質問に患者がどう答えるかで医師は患者の状態を正しく判断することになる。したがって学生が正しい手順で患者に質問しないと正しい医療行為を選択することができない。しかしまだ４年生なので難しい病状のシナリオは選択されていない。それでも正しい手順を踏まないととんでもない診断を下す恐れがあり、ここに学生への落し穴が設定されている。
模擬患者の立場からも学生を評価することになっている。これは学生の成績を直接左右するものではないが、教官が学生の成績を判定する場合の重要なファクターになるという。
試験の本番は９月に行われる。