cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

今日の古文書を読む会

前回、医大の支援のためこの会を欠席したので古文書解読テキストの解読にブランクができた。古文書原本をコピーした印刷物のページごとに担当者を割り当てて解読結果を発表させる方式なので欠席するとその間議論された内容や解読の要点など知らないままになることがある。また留守の間に解読の進度が速いと予習が間にあわない。今日の発表はその典型で、私に順番が回ってきたが、全く予習なしで個癖のある書きなぐりの古文書を皆の前で読まざるを得なかった。江戸末期の文書だが紙面の虫食いもあり文字だか虫食いだか判然としない部分もあった。名主家に残された文書だが高利貸しもやっていたので借金の証文の類も多い。証文には金額のほか利息も記載されている。高利貸しの家に預金する人もおり、証文も残っている。当時の人も細かい計算をするので文字としては読みにくい。手持ちの電卓で計算してみると金額は正確である。計算間違いなどは皆無である。しかし内容が硬いので面白くない。当時の人の息づかいが感じられる文書が読みたいものだ。