cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

墓の継承は大問題

今の日本では、先祖の墓を継承していくのは大変だ。継承者が高齢になると、先祖の墓が近くにあればよいが、遠距離にある場合、体力の衰えに伴って墓参りが困難になる。代わりに誰かにお参りに行ってもらうわけには行かないし、墓の近くに引っ越すわけにもいかない。お寺さんに維持管理費をきちんと払っていても、清掃などが疎かになる。先日、我が先祖の墓参りをした際も何箇所か荒れ放題になっている墓があった。したがって我が家は将来を見越して自分たちの墓を新たに作ろうと決意し、10年ほど前に近くの墓地に墓を購入した。将来子供たちが気軽にお参りに来てくれるように交通の便が良い墓地を選んだ。しかし孫は一人しかいないので先は見えている。先祖の墓は、無縁墓になる前に墓じまいをしなければならない。墓の種類もいろいろある。最近は樹木葬、合葬墓が流行っているようだ。以前に市営墓地に合葬墓を申し込んだが高倍率で抽選に外れた。


             江戸時代から続く村の共同墓地

           新たに購入したアパート式合葬墓
〇〇家の文字が書いてある扉が回転し、中に4体(骨壷が4個)入る。溢れた分又は継承者が不在になった場合は合葬墓に入る。隣りは、広大な横浜市営水道貯水池や県立公園があり、行楽にも便利である。車(圏央道、16号)でも、電車バス(小田急相模大野駅から神奈中バス北里大学病院前下車)でも便利。しかし誰がお参りにくるのだろう?

                    合葬墓