cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

雪国の生活

むかし雪国の石川県小松飛行場に7年ほど勤務したことがある。その間、雪がほとんど積もらない年もあったが、2mを超す積雪の年もあった。雪国で負担に感じることは、積雪期に入る前に積雪した場合の準備をしなければならないことだ。職場では、各自私有車にスノータイヤとチェーンを準備しているかどうか点検をする。出勤時に支障が出ないようにするためだ。職場は田舎だったのでバスはない。歩きか、自家用車だ。
冬場は、除雪車の準備も万全に整えておかねばならない。除雪作業を担当する人々は、飛行場がいつでも離発着できるように24時間体制で除雪の準備をしていた。
雪国生まれの女性と結婚した同僚が表日本の静岡県に転勤となった。その年の冬、お嫁さんは、今年はなぜ雪が降らないのだろうかと夫に尋ねたそうだ。
猛吹雪になると方向感覚がなくなり、飛行場内でロストポジションする人が出る。
北陸の一発雷というのが怖い。冬場に航空機に落雷することがある。

小松空港の衛星写真、滑走路を挟んで海側の建物が空港施設で反対側が航空自衛隊の施設