cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

次期戦闘機(F-X)の選定

航空自衛隊の現有戦闘機のうちF-2戦闘機は2035年ころからリタイヤする予定です。18日に防衛省は後継機を国内開発すること、米国のロッキード・マーチン社から技術支援を受けることを発表しました。F-2戦闘機の開発は、1970年代後半当時、国内開発になるものと思っていましたが、米国から横やりが入り、F-16モデルの変形型になってしまいました。世界の航空機産業に対する米国の主導権意識は強く、日本はあっさりと米国の圧力に負けてしまいました。その結果が現有のF-2戦闘機になったわけです。元々の計画は国産エンジンの双発型でした。今回の防衛省の発表に対し国会議員から米国に日本の技術が盗まれるのではないか、との疑念が持たれました。F-2の例があるからです。しかし電子技術は日進月歩、ステルス技術などその最先端を行くのがロッキード社です。日本に技術支援をすることによって日米ともに利益が得られるはずです。戦闘機の世代としては第5世代乃至第6世代になるはずです。現在、米国をはじめロシア、EU、中国が開発に全力で取り組んでいる分野です。

後継機を開発中のF-2戦闘機(4.5世代)

導入中のF-35戦闘機(5世代)

現有F-15戦闘機(4世代)