11時半にヘルパーさんを介して家内から電話がかかってきた。言語ははっきりしていた。話の内容がちぐはぐなのは仕方ない。私の安否を尋ねたが、心配してくれている証拠である。来月81歳になると言ったら家内は驚いていた。自分の歳は眼中にないのだろうか。それでも私がいまだに仕事にいっていると思っているようだ。自衛隊に行っているの？という。この歳で雇ってくれるところはないよ、といったら、土日はどこに行っているの？と聞いた。むかし、現役で働いていたころ、土日はほぼ毎週家を空けて海に遊びに行っていた。家内を同行したことはほとんどなかった。寂しい思いをさせたので当時の潜在意識がいまだに残っているのだろうか？罪なことをしたと今は思う。そういえば、当時、海の仲間の奥様も、土日は旦那がいつも家にいないので不満をのべていたことがあった。40代後半から50代で窓際配置になれば土日には余裕ができる。ストレスも溜まる一方だ。神奈川県は幸い海が比較的近い。毎週のように相模湾に潜りに行った。伊豆七島や沖縄にも遠征した。

1998年ころ小田原市石橋海岸