今朝NHKBSの海外ニュース（BBC）を見ると英国ではワクチンパスポートが問題になっています。ワクチンパスポートとは、「接種証明書」を提示させることによって、ワクチンを接種した人としない人とを区別することです。ニュースのインタビューの場面では、パブの経営者が、ワクチン接種をしていない人は入店を断るつもりであると公言していました。劇場も入場を断るような趨勢です。英国ジョンソン首相は、この問題が多方面に波及するのを恐れて断定的な意見は述べませんでしたがおおきな問題に発展する可能性を示唆していました。日本は幸い？にも接種事業がヨーロッパよりもはるかに遅れているので、発生する可能性のある問題を先行的に把握できます。すでに関係各方面ではこの問題について研究検討がなされていると思いますが、制度としてどう対処するのか慎重に検討する必要があると思います。日本では、接種対象者に対し役所から通知が送られるのだと思いますが、ホームレスとか、住所不明の外国人などはどうするのか、それでも洩れる人が出ないとも限りません。