cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

遠距離視力の劇的な向上

白内障手術後、初めての好天日だったので、遠くを見渡せるよう外を歩いてみた。レンズ交換の効果がこれほどとは思わなかった。100m先の車に乗っている人の性別が分かる。何キロも離れた建物がくっきりとわかる。空は鮮やかに真っ青だ。ここで飛行機が飛んでくれば機体の識別が容易にできるだろう。あの世に行くまでこのままの視力を維持できれば幸せだ。
以前はいつも風景に霞がかかり、上空を飛ぶ飛行機が二重三重に見えた。
私は元々視力は高かった。遠距離視力が常に1.5から2.0はあった。大東亜戦争の撃墜王と呼ばれた坂井三郎氏は人並み以上に視力を向上させるために、昼間、大空で星を探し、努力の結果、昼間でも星が見えるようになったという。当時の戦闘機は索敵は視力に頼るしかなかった。先に敵機を発見したほうが有利な位置を占めることができた。昔私が乗った朝鮮戦争時代の新鋭機F-86Fジェット戦闘機も索敵用のレーダーは搭載されてなく、敵機発見は、地上の防空レーダーからの情報のほかは、目視に頼った。当時視力の高い私は格闘戦では若干有利だった。