cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ミャンマー軍の行進

今日の夕刻のニュースでミャンマー軍の行進の画面が流れた。東南アジアの軍隊の行進は、英国軍スタイルか、中国軍スタイルか、ソ連軍スタイルか或は自衛隊のように米軍スタイルに集約されるのだが、ミャンマー軍の行進は、旧日本軍スタイルであった。見ていて泥臭いが何となく懐かしさも感じられた。映画などで旧日本軍の行進は何度も見ているからである。

中国軍もそうだが、途上国の軍隊は陸軍が中心である。質の高い兵隊さんに銃を持たせれば短期間で軍隊として組織できる。しかし近代的な軍隊は装備が高度化しそう簡単には行かないが。

ミャンマー軍の行進が旧日本軍スタイルであるということは、旧日本軍の歩兵操典を使っているはずである。ミャンマーの留学生や市民が混乱した祖国に日本の介入を求めているのは、ミャンマー軍が旧日本軍の影響を受けた歴史を知っているからであろう。
しかし日本は単独で調整に乗り出すことはできない。丸腰で軍隊を送り込むことができないからである。無力ではあっても、やはり国連中心にならざるを得ないのではないか。
ミャンマー軍の武器は、ミサイル、戦車、戦闘機に至るまですべて中国製でローンで購入している。中国は武力介入の口実を待っている可能性があるが、日、米、英、オーストラリア、インドなど大国が監視しているので容易ではないはずだ。中国は少数民族へ意図的に武器を流していたようだが、武装した少数民族が民衆側についたようなので、行方は混とんとしてきた。市民の犠牲がこれ以上増えないように大国は手を差し伸べねばならないだろう。