昨日から緊急事態宣言下に入り、1都3県県境をまたぐ移動は自粛してほしいとのお達しだが自粛生活に慣れきってしまって人の移動もマンボウ時期とあまり変わらないようだ。不要不急の外出は避けるように言われているが、高齢者にとって以前から不要不急の外出などするわけがない。外出すればお金がかかるし。

若い人にとっても、あくまで個人の判断によるので、不要不急の外出と必要な外出との線引きは難しいのではないだろうか。現役で働いている方々は他人からいちいち指示されなくとも、当然自ら身を護る手段は講じているはずだ。

日本国憲法下では諸外国のような個人の行動を強制的に制限するロックダウンが法的に認められないので、最高権威者の菅首相であっても哀願調で国民にお願いするしかない。その結果、毎回安直な飲食店いじめの対策しか思いつかないのだろう。メディアも明確な証拠がないのに飲食店に焦点を当てがちだ。今年も海水浴場が閉鎖になった。海水浴場はあまりコロナ感染に影響はないように思うのだが。他の業種との不公平感が出るのを恐れて一蓮托生にしているように思う。

われは海の子