一昨日のブログでアフガン情勢について書きましたが、タリバンが全土を制圧するのはアッという間でしたね。ガニ大統領の退避？も素早かったですね。支持者や政府軍を放置したまま去りました。米国から購入した空軍の攻撃機などを装備したアフガン政府軍はどうなったのでしょう。武器を放棄してタリバンに降伏したのでしょうね。戦闘した形跡がありません。アフガンにとってはこうなるしかなかったのかもしれません。タリバンの人権弾圧が問題になっていますが、今はそれよりも治安の安定を重視すべきと思います。タリバンの統治が円滑に進むかどうか見守るしかありません。米国はじめ今まで20年間関与した諸国で責任追及論が出てくると思いますが、今はアフガンの住民の安全を最大限考慮すべき時期だと思います。

ロシアがタリバンと接触しているとのニュースがありますが、ロシアの思惑はどこにあるのか注視する必要があります。タリバンが統治する政治体制はどうなるのか、いずれ外国の経済支援が必要になるはずです。タリバンは厳格なイスラム原理主義を採用しつつ、この混乱状態を収束させることができるでしょうか。外国があまり介入しない方が良いのでは、と今は思っています。