cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

年賀状

高齢になるにしたがって億劫になるのが年賀状だ。母も家内も施設に入っているので、昨年から変化がない。今年、年賀状を貰った人には出すようにしているが、今年は親しい同期生が二人亡くなった。今年の年賀状には元気に行こうと書いてあったのに。
大部分、年賀メールで済ますので、はがきの枚数は少ない。コロナの関係でこの2年間同期生会の総会がない。総会は都心で開かれるので、高齢になると会場までの移動が大変だ。同伴が必要な人もいる。
むかし20乃至30代のころは、年賀状を自己PRの手段として使っていた人が多かった。年賀状にお金をかけていた。印刷代だが。
わたしは沖縄勤務の時、年賀状に沖縄の古謡集「おもろさうし」の一節を書いて印刷屋さんに印刷をお願いした。ところが150枚印刷依頼したのに100枚以下しか返ってこなかった。郵便局の帯封が付いていたので相互に枚数確認するのを怠った。デザインがユニークだったのでどこかで盗難にあったのだろう。本土復帰直後の沖縄のことだ。しかたないとあきらめた。