cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ウォッシュレットの故障

メーカー名は出さないが、トイレのウォッシュレットのノズル自動洗浄装置が故障した。
5年ほど前にリホームした際にこのウォッシュレットに交換した。以前のウォッシュレットに特に不具合はなかったがトイレのドアを引き戸にするのと内装を新しくしたかったのでウォッシュレットもついでに最新型に交換した。
 故障する前は、用を済ませて立ち上がると、自動的にノズルが洗浄位置に出てきて水がノズルに沿って流れ、洗浄機能を発揮するようになっていた。ところが昨日からノズル洗浄位置にノズルが出てくると、おしりを洗浄する際の勢いで水が噴射するようになった。知らずにいると服が濡れたり床に水が垂れる。この装置は素人が修理できる代物ではない。
 ウォッシュレットの取説を見ると、ノズルの自動洗浄装置だけをOFFにできるようになっている。早速試してみると、用便後、立ち上がっても自動洗浄のためのノズル突出はなくなった。このウォッシュレットの設計者は優れた人だ。このようなトラブルを想定して、ノズルの自動洗浄をOFFにできる装置を付けてくれたのだ。なお自動洗浄でなくとも手動でノズルの清掃はできる。


 数年前、新型旅客機ボーイング737MAXが立て続けに墜落事故を起こした。この事故は、機体の迎え角検出装置の不具合と言われている。この不具合は、飛行するための自動操縦装置に大きく影響を与えるので、不具合が発生した場合、直ちにこの装置を無効にする必要がある。この手順が複雑だったりパイロットが知らなかったりした場合、大事故になる。フェイルセーフ機構と呼ばれるが、バックアップ装置が二重三重四重に設置されていると故障は起きないと同等に見なされてしまう。この点が問題だと思う。