cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

日常生活用具(ストーマ)給付券の支給

大腸がんなどで大腸を全摘出した人は身体障害者4級に区分される。そして人工肛門になるためストーマという便を貯める袋を右腹に取り付ける。その袋は24時間つけたままで、個人差があるが通常2-5日毎に新しいものと交換する必要がある。値段は結構高い。それで年に3回(4ヶ月分)、日常生活用具(ストーマ)の給付を受けるための補助金が地方自治体から支給される。
支給額は約48000円くらいである。個人負担は少なくなり、ありがたい。
非給付者本人がこの生活用具を販売する業者と契約すると業者は定期的に見積書を作成してくれ、合わせて業者から地方自治体に見積書を送ってくれる。至れり尽くせりの感がある。通常取り付け作業のための所要時間は20分から30分である。私はストーマから便が漏れることがないように時間をかけて丁寧に作業している。旅行の際はスペアを携行する必要がある。
東日本大震災の際、ストーマを携行する余裕がなく体一つで避難した人がいたが、避難所で事情を知った自衛隊の人が親身になって世話してくれたという話を何かで読んだ。