cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

高額介護合算療養費等の申請

今日は市役所に母の「高額介護合算療養費等の申請」に行ってきました。
高齢の年金生活者でないと、タイトルを見ても何のことか分からないと思います。これは1年間の「医療保険」と「介護保険」の自己負担額の合計が「高額介護合算療養費の基準額」を超えた人に、その差額を支給するものです。介護合算算定基準額は、所得区分によって決められています。現役並みの所得がある人は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲに区分され基準額は、それぞれ、67万円、141万円、212万円が基準額です。例えばⅢに区分された高額所得者は合算療養費が212万円を超えないと差額の支給はありません。
母は寡婦で市町村民税非課税ですので基準額は19万円と低額です。したがって差額(支給額)が多くなります。母は施設に入居中の高齢者(要介護度1)であり特に重篤な疾病にかかっているわけではなく、医療保険の自己負担額も介護保険の自己負担額も一般的な高齢者並だと思われます。現在の母は1年間の自己負担合計額が20数万円になります。したがって支給される額は基準額との差額、20数万円(自己負担額)-19万円(基準額)=数万円になります。年金生活者にとってわずか数万円でも大きいです。