cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

ロシアテレビの勇敢な女性

写真は、ロシア第1チャンネルのテレビプロデューサー、マリーナ・オフシャンニコワさんです。彼女は、3月14日の夜のニュース番組でプラカードを掲げ、ロシアに反戦を訴えました。なんと勇敢な女性でしょう。
また彼女は、事前に録画したメッセージをメッセンジャーアプリ「Telegram」に投稿していました。以下は内容です。(Wikipediaより)


ウクライナで起こっているのは犯罪だ。ロシアは侵略国家であり、その責任はたった一人の人間の良心の問題ですらある。その人とはウラジーミル・プーチンだ。私の父はウクライナ人で、私の母はロシア人だ。2人がいまだかつて敵同士であったことはない。いま私のつけているネックレスは、ロシアがただちに兄弟相争う戦争をやめねばならない現実の象徴であり、兄と弟はいまからでもやりなおせるだろう。この数年間、私がクレムリンのプロパガンダに手を貸しながらチャンネル1で働いたことは不幸なことであり、恥だと思っている。何が恥ずかしいかと言えば、テレビに嘘が流れるのを放っておいたことだ。職場の人間がロシア人をゾンビにするのを放置してきたことが恥ずかしいのだ。すべてが始まった2014年に、私たちは沈黙していた。クレムリンがナヴァリヌィを毒殺しようとしたときにも私たちは抗議しなかった。私たちはこの非人道的な政府を職場で息をひそめてみているだけだった。そしていま、世界が私たちに背中を向けている。いまから数えて第10番目の世代にいたってもこの同胞殺しの戦争の傷は忘れられないだろう。私たちロシア人は考え続ける知的な人間だ。この狂気をくいとめるのは私たちの力しかない。抗議活動をしよう。何も恐れることはない。私たちを一人残らず拘束することなどできるはずがない。


カナダの軍事評論家平可夫氏は、彼女の身を案じ、facebookで以下のようにコメントしています。


We should continue to support her. Tell that KGB guy that we are watching her very closely and never forget her.
I still very worry that KGB always does something later. Remember what happened in London!
I strongly demand our Canadian government to welcome her move to Toronto.