cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

家内の通院に同行

今日は4か月ぶりに家内の通院に同行した。電話では元気そうな声を聞いているが元気な顔が見たかった。しばらくぶりに会った家内は眠そうに目をつぶっていた。元々シャイなので
寝たふりをしていたのだろう。
介護施設の福祉車両に同乗し病院まで約30分、診察待ちの時間を含めて病院内に留まる時間が約2時間、帰りの所要時間約30分、トータル約4時間家内と一緒に居ることができた。今日は長女が家内の姉から送ってもらった家内の一族の集合写真(昭和19年ごろ撮影)を見せたところ、俄然記憶が蘇り会話も円滑に進むようになった。本人(家内)は生後1年~2年くらいの幼児で父に抱かれていた。私と同じ年齢の家内の従弟も写っていた。昔の写真を見せると感情が刺激されるのだろうか。何度も見てはこれは誰々だと言った。家内は誰かの「出征記念」に一族が集まったのではないかと言ったが、軍服を着た人は写っていなかった。出征などという言葉を覚えていて口にしたのは驚きだった。面会が解禁になったので今月中にまた面会の機会を設けたい。
施設に帰る時が一番つらい。家内は控えめだが自宅に帰りたい素振りを見せるのだ。施設に帰着すると、ここじゃないよ、という。