cho-kai-san811のブログ

連れ合いを失った老人のたわごとです。心機一転何らかの生きがいを見つけて前向きに生きたいと思っています。

母の後期高齢者保険証が見つかる、木炭バスの思い出

一昨日所在不明となっていた母の後期高齢者保険証が施設で見つかった。施設長から連絡があった。おそらく一昨日介護タクシーで帰った際に持ち帰ったのであろう。これ以上追求しないことにした。病院からは丁寧なお詫びの電話があった。家族としては一番大事な証明書なので一時でも所在不明にしたくない。
今日は年金支給日なので、どこのATMも行列だ。私は主にAEONのATMコーナーを利用している。4つの銀行のATMが同じ場所に並んでいるからだ。しかし今日は行列が長かったのでATMの台数が多い近くの銀行支店まで足を延ばした。


今日は、日本武道館での全国戦没者追悼式の日である。正午にAEONの駐車場にいたので、追悼式の実況放送を聞きながら1分間の黙とうをささげた。
昭和20年8月15日は幼いながら記憶がある。福島県の浜通りの農村地区にある祖母の実家に疎開していたが大人たちが声高に終戦になったことを知らせてくれた。終戦前は近隣の松林で作業員たちが松の幹から松根油を採集していた。航空燃料の添加物に使うつもりだったのだろう。乗合バスは木炭を燃料にした木炭バスだった。独特の炭の臭いがきついバスだった。ガソリンよりも環境には良いが、馬力が出ない。バスの車体の後部に炭を焚いて木炭ガスを発生させる円筒形の燃焼室を積んでいた。運行する前に木炭を焚き始めるのは運転手さんの仕事だった。