今日は妹に自宅に来てもらって母の遺品の整理を行った。母は衣装持ちだったので遺品の中に高価な衣服が多い。しかしスーツ類はサイズが合わないと着れないので残念ながら破棄処分となったものもある。長女には形見として似合いそうな服を残した。
母は、晩年は塗り絵を趣味にしていたので施設の居室にも塗り絵作品を飾っていた。色鉛筆セットが2セット残された。
施設の方々が母の思い出写真集を作ってくれた。この施設に入居してからの母の写真アルバムだ。写真の一枚一枚に思い出が込められ見るたびに胸が迫ってくる。この写真集は後祭り祭壇に飾った。
母の長生きの秘訣は、旺盛な好奇心を持っていたからだと思う。なんにでも挑戦しようとした。パソコンが流行り出した2000年前後、80歳を超えていたがパソコンに興味を持ったので私が手ほどきした。しかし自転車には最後まで乗らなかった。母の女学生時代、福島の田舎の女学校だったので自転車に乗る女学生はいなかったのだ。